リビング学習ってどうなん?

中学受験

こんにちは、たまごろうです。

今回は、実際に娘が幼稚園の時に、ママ友からよく聞かれたリビング学習の効果や、学習机を買うかどうかの悩みをもとに、独自に調べたリビング学習・ダイニング学習のメリットやデメリット、現在我が家が意識している勉強スタイルなどを紹介します。

学習机を買うか迷っている方や、引っ越しやマイホームを考える上でレイアウトに悩まれている方にヒントとなる内容となっていますので、是非ご覧くださいませませ〜。

①リビング学習の効果と割合

数年前の主婦向けの雑誌で、東大生の83%がリビング学習という記事が注目をあびたのをキッカケに、リビング学習というワードが世間に浸透してしまい、インテリア業界でもよく使われるようになり、リビング学習信者が世に溢れました。

本当に、リビング学習をすると学力は上がるのか?についてはどうやらなんと、

自分の部屋で勉強してもリビングで勉強しても学力は変わらない

みたいです。

私も、自身の勉強は昔から自分の部屋でしていましたし、実際、向いている子と向いていない子の個人差が大きくあるように感じます。

特に、低学年のお子さんのいる周りのママ友や、指導している学生に聞くと、低学年は9割リビング学習で、中学生以上になると自身の学習机の子が多い印象です。

株式会社グラネットYou Tubeチャンネル受験合格コピー(受験生の為に業務用コピー機を本体代0円でレンタルするサービスを開始。家庭学習にコピー機があればとても便利ですよ!)のニノミヤさんによる小学生236人アンケート統計によると、

と、小学生の間はやはりリビング学習が多いみたいですね〜。(詳しくは動画を見てください。他にも中学受験の色々な有益情報が配信されています♪)

②学習机は必要か?

ここでは、リビングという空間で学習をすることがリビング学習、という認識でいますが、学習机は買うべきかどうか?について、個人的にはどちらでも良いと思っています。

勉強ができれば、学習机にこだわらなくてもいいと思いますが、最近の机は機能的で、ベッドと一体化するなど、現代の狭小住宅問題にも対応してくれているので便利ですよね。

↑おしゃれで機能的な今どきの学習机

↑理想はこういうシンプルな学習机に

↑こういう壁面収納を利用したりなんだけど。。

その机をリビングに置く、となると、個人的にインテリア(アテクシ実は、大学時代はインテリア専攻でした。)を気にしてしまって、アンバランスなリビング空間に耐えれる自信がないわけです。

しかも、学習机に子供は色々好きなものをおいて飾ってしまいがちで、集中できず勉強する場所にならない可能性もあります。

なので我が家では今の所、ダイニングテーブルで学習してもらっています。

そこで感じたメリットをご紹介!

リビング学習のメリット4点

子供が小さいうち(小3くらいまで)はリビング学習をオススメします!

1、小さい子供はリビングで学習する方が安心できる。

小学校低学年くらいまでは、まだまだ一人で部屋で学習することに不安を感じる年頃ですが、リビングだと、誰かがいる空間で安心して学習することができます。

2、ダイニング学習にすると、不必要に散らからない。

ダイニングテーブルだと、勉強が終わらないとご飯が食べられません(笑)。

強制的に片付けるタイミングが来るので、時間のメリハリが出来てきますし、リビングも常にスッキリさせることが出来ます。

3、親の目も行き届き、勉強の習慣づけがしやすくなる。

子供って、分からない問題になった時に、急にやる気なくなりますよね。

そんな時にすかさずフォローを入れてあげたり、頑張っている姿をみて褒めてあげることも出来ます。

親が見ていることで、子供も集中して取り組むことが出来ます。

高学年くらいから親の目が無くても自発的にやってくれるようになるために、低学年から良い勉強のスタイルを確立させてあげましょう。

最近では、放課後の学童保育の時間などで先生が見てくれるので安心ですが、特に低学年の間は、親が宿題のやり方を見てあげることで、学校での様子も大体わかってきますから、お仕事から帰宅した後で大変だと思いますが、休日や夜に少しでも家庭学習の時間を設けてあげると、親子間の良いコミュニケーションもはかれるのでおすすめです。

4、アウトプットに向いている。

塾講師目線から申し上げると、頭の中にある知識をアウトプットで定着させるときは、ガヤガヤしているところの方が向いています。

学習のコツは「インプット3割、アウトプット7割」といわれている様に、自分の学んだ知識や内容を誰かに話すことで記憶を定着させることができるのです。

子供に、「今日学校で何があった?」とか、「新しい漢字教えて?」とかの会話の一つでも勉強になります。

リビング学習のデメリットと工夫

リビングは快適性が重視されるので、そこで勉強させる目的をはっきりさせるのが大事!

1、テレビや家族の生活音が気になる。

家族の生活動線と勉強スペースを分けるのは大事です。

テレビを勉強スペースから完全に見えないようにする工夫や、iPadや漫画など、勉強に関係のないものを視界に置かないようにする工夫が必要です。

数学の思考問題や読み込む問題は、一人で静かに集中する内容なので、リビング学習は向いていないかもしれません。

学習する内容も考えましょう。

2、明るさが暗くなりがち。

建築的な要因で、リビングやダイニングは人がリラックスできるように照度を下げています。

夜に勉強する際は、暗すぎて視力が悪くなるのを防ぐため、補助的に照明を使う必要が出てきます。

普段のリビングのペン立てにもなるし、持ち運び移動も出来て必要な時に出してこれるので便利!

3、ダイニングは机の高さと椅子の高さが合いにくい

本来は、椅子に座って、肘を90度に曲げた高さが机の高さになるのが学習に最適ですが、なかなか小さいお子さんではダイニングテーブルには合いませんよね。

また、椅子が高いと足がブラブラになりますが、足元がつかないと集中できないということも科学的に分かっています。

子供から大人まで、一生モノとして使える、北欧デザインの「ストッケ」というハイチェア(耐久荷重136kg)で高さを調節したり、足元に箱などを置いて、足がブラブラにならないような工夫を考えるといいと思います。

おしゃれだし、長く使えるし、どんなインテリアにも合いそう!

4、リビングが散らかる

どうしても、インテリアと最適な学習環境はどこかで相容れないミスマッチが発生してしまいます。

リビングをスッキリさせたい気持ちはわかりますが、学習の効率を考えると少々ごちゃつくのは我慢するしかない様に思います。

伝説の家庭教師として何千人もみてきた有名な西村則康先生は、

できる子の家は、意外と散らかっています。

インテリアへのこだわりが強すぎる家は『子どものことを考えていないのかな』と気になります。

勉強ができる子は、家を見ただけで分かる
https://dual.nikkei.com/article/089/95/

と、サイトでおっしゃっています。

家族全員が過ごすリビングは「大人仕様にし過ぎない」のがポイントなのだそうです。

③おまけ(我が家の学習スタイル)

我が家の子供部屋は娘のおもちゃ部屋と化しており、ランドセルや学校の教科書、洋服の収納でもういっぱい。勉強は必要なものだけをリビングに持ってきて行うスタイルです。

でもいつかは、勉強を自分の部屋でしてもらうつもりなので。。

↓こういうパーテーションにもなるラックとかを活用したいと思っております。



何がどこにあるかがすぐ分かり、必要なものがサッと出せるようなおしゃれ収納アイデアの勉強中です。

インスタや楽天roomを見て参考になる収納アイデアやグッズを情報収集している日々ですが、数年後に良い部屋が完成したら、また記事にしようと思います。



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