集中力を上げる方法のまとめ

中学受験

こんにちは、たまごろうです。

週末は現役塾講師13年以上、平日は小2の娘を持つ子育て主婦をやっとります。

仕事、家事、勉強、趣味、スポーツやゲームの試合、発表会、、、、

日常生活で、集中したい瞬間ってたくさんありますよね。

例えば勉強では、英単語を覚える時も、集中していれば時短で頭に入りますし、数学をダラダラ何時間も勉強するより、集中して数十分で問題を演習する方が効果が高かったりするわけです。

今回はそのような、学生、社会人問わず鍛えて損のない「集中力」の上げ方について、様々な媒体で紹介されているやり方や、実際に体験してみたことをまとめてみました。

調べると結構色々あって、動画や本などで紹介されている要点だけを簡潔にまとめたので、是非ご覧くださいませませ〜!

①人間が集中できる限界は90分

精神科医の樺沢紫苑先生が、「神・時間術」という本の中で、睡眠と脳の周波(45分サイクル)について詳しく書かれておられます。

集中力には個人差や、集中の深さと時間にも関係があるので一概に言えないそうですが、ざっくり15分、45分、90分という単位で集中力も区切られるそうです。

映画での戦いのシーンなども、見飽きられないように15分以内になっているものが多いそうじゃ。

体感的にも、特に小学生くらいの子供の勉強の集中力は15分くらいだと感じています。

短い子は3分、長い子は40分くらいかなぁ。

そもそも、人間が集中できる時間は短いものというのを知った上で、どのように復活させられるかを考えるのが大事なポイントです。

②集中力の鍛え方

たまに、異常に集中できちゃう人もいるんですけど、集中力は生まれつきの素質だけのものではなく、鍛えることができるものです。

・テニスボールを積む

これ、子供達の授業前にやるととっても効果あります。なんせ楽しんでやってくれますし、その後お手玉に挑戦!なんて言って、運動機能も使ってすごくリフレッシュになります。

やり方は、テニスボールを2個積むだけ。

最初は数分かかっていた子も、毎回続けていくと数十秒で積み上げることができるようになり、不思議と成績も上がるのです。

このやり方は、私が昔、実際に森健次朗先生にお会いする機会があり、私の塾業の応援も兼ねて教えていただいた内容なのですが、この先生は昔、オリンピックスポーツ選手のウェア開発などに携わっておられ、世界レベルの選手と集中力について独自に研究されてきたすごい方。

他にも面白い、一風変わった色々な方法を書いておられます。「「集中力」向上バイブル」

・ブドウ糖(低GI)をとったり、カフェインをとったり

集中力や記憶力、注意力など思考の判断やモチベーションの生成は、脳の前頭葉という部分です。

この前頭葉をうまく働かせるために必要な栄養が、ブドウ糖。

脳にブドウ糖をコンスタントに補給できれば、仕事の効率もさらに上がるかもしれませんね。

逆に不足すると脳はエネルギーを作ることができず、思考能力の低下に繋がる可能性があります。

注意点として、血糖値の急上昇は逆効果(眠くなる)になるので、低GI値のもの(甘すぎないもの)、を選びましょう!

また、カフェインと集中力の関係も科学的に証明されています。

特に、鈴木祐先生の著書「ヤバイ集中力」では、コーヒー1杯のカフェインで5パーセントの集中力が向上すると書かれています。

この本、今ならオーディブルで無料で聴けますよ。

オーディブルについては別記事で紹介しています↓

ただし注意点として、カフェインは脳への作用が強いため、缶コーヒー2本(カフェイン400mg)以上は飲まないこと、カフェインの吸収を穏やかにするためにミルクかクリームを入れること、起床後90分以内は摂取しないようにしましょう。

つまり受験のお供にチョコレート、は理にかなったものだったんだね!

というわけで受験におすすめチョコレートも紹介しちゃう。

GABA入りチョコレート

低GIチョコレート

受験太りになりませんように!

③集中できる環境の作り方

学校の定期試験の前日に、徹夜しよう!→部屋が気になる!→片付けに時間がかかって勉強できず!!

みたいな失敗、ありませんですか(笑)?

私、よくやっちまいました。

その解決策は、東大卒の収納コンサルタントである、米田まりなさんの著書「集中できないのは部屋のせい」という本の中にありました。

集中できる部屋作りのポイント3つ

①机に物を置かない 目に入ってくる刺激を少なくする。

特にスマホなど、目に入るだけで気になってしまうものは視界の外に遠ざけましょう。

ただし、アイデアを出したい時は散らかっていた方がいいのと、個人差があって、綺麗すぎるとストレスになる人もいるそうです。

②未完了のタスクをメモに書きだす。

未完了のタスクがあるだけで、気になって脳のエネルギーを消費します。

そのタスクを書き出すことで、無駄に脳の疲労するのを防げるのだそうです。

そして進行中の1つのタスクのみに集中することで、大きな成果が効率よく出てきます。

③物を出しっぱなしにしない。

使ったら元に戻し、定位置を決めておく。

これを徹底することで、集中できる部屋を持続することができます。

なぜ試験前になると片付けたくなるのでしょうねぇ。

④集中力が人生の豊かさを左右する

ノーベル経済学賞を受賞したアメリカの経済学者、ジェームズ・ヘックマン氏によると、

人生の成功に一番必要なものは誠実生、つまり、目の前の欲に負けずに大事なことをコツコツ取り組む力

だそうですが、これには私も同感です。

とにかく、目の前にある課題に、いかに一生懸命になれるかどうか。

テストに限らず、これが人生においての全ての要となっていると思っています。

ゲームや遊びは集中できるのに、勉強になるとすぐに眠くなる。勉強に向いてないのかな。

いえいえ、みんなそうですよ。

人間の脳は、面白くないと思うものを自然に排除してしまうものです。

手ぇ出すんなら しまいまでやれっ!!

ジブリの名セリフですね〜

堀江貴文さんも、著書「多動力」の中で、

多動力とは、全部に中途半端に手を出すことではなく、一つ一つの作業は完了させるべき。
完璧ではなく完了を目標に、やりきる集中力をつける。

と言ってます。(こちらもオーディブルで無料で聴けますね!

なので是非、損得感情を抜きにして、目の前のことに全力投球する気持ちを強く持って、自分を鍛えるチャンスと思って何事にも取り組んでいきましょう!

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