こんにちは、たまごろうです。
一昔前までは、脳は年齢と共に衰えると思われてきましたが、近年の研究によって、トレーニングすれば年齢に関係なく、神経回路が増えることが分かってきているそうです。
ちなみに私は、テスト前の暗記に毎回悩まされてきたタイプの人間です。

明日のテスト、社会の範囲が全然終わらん!暗記パンが欲しいぜ〜!
今では羨ましいことに、ネット上で暗記にまつわる様々な有効な手段が公開されているので、ブログでまとめてみることにしました。
これから受験を控えている方や、普段の生活に必要な記憶力を維持・アップさせたい方、まだ小さいお子さんへの記憶力強化の正しい方法を知りたい方などへの有益な情報となっていますので、是非最後まで読んでいって下さいませませ〜!
記憶とは
そもそも記憶は、短期記憶と長期記憶の2種類があるのをご存知でしょうか?
短期記憶とは、限られた情報を海馬という脳の場所に一時的に覚えていられるものに対し、長期記憶は、膨大な情報量を大脳という場所に長い間保存しておける物だそうです。
つまり、テスト勉強で覚えたいことはこの長期記憶として処理されることがのぞましいのです。
全ての記憶がまずは短期記憶として処理され、とあるきっかけで長期記憶へと変化します。
効率よく、長期記憶へと処理できる方法を一緒に探していきましょう。
①メモリーパレス
簡単に説明すると、
頭の中で、自分のよく知った空間(自宅や通学路など)をイメージし、覚えたいものをそのイメージの中に入れていき、一つのストーリーに関連させて覚えていく方法です。

数々の記憶力チャンピオンも使っている方法だよ。

簡単そうだね!今日からすぐに使えそう!
昔、私が高校生の時、絵の上手な友人が世界史の暗記範囲の漫画を語呂合わせも取り入れて作ってくれたことがあります。あの時、暗記の苦手な私が、カタカナばかりの意味不明な単語の羅列を、サラサラと覚えることができました。
友人は小さい頃から暗記が得意だったので、自然にメモリーパレスの方法を使ってきたのだと今なら分かります。
1日30分のトレーニングを行うと、6週間で脳の仕組みが変わって記憶力が劇的に向上するというデータもあるそうですよ!(←DaigoさんがYou Tubeで言ってました。)
②速読記憶術
見たものを映像として瞬時に記憶し、忘れないという能力を「カメラアイ」などと呼ぶことがあります。稀に、このような能力を持った生徒に出くわすことがあります。
私が昔受け持った中学生のケース↓
授業中はなかなか鉛筆を動かさず、何を聞いても返事が無く、机の前で硬直しているだけ。数学は計算問題は解けるけど、文章題はかなりの苦手なのに対し、英語や社会の暗記分野に関しては満点でした。その家庭での勉強法をお母様にたずねると、試験前日に1時間くらい、教科書を眺めているだけ、とのこと。
その子は結果として、中3で苦手分野も克服し、その後海外留学なども経験し、しっかり自分の道を歩んでいってくれています。(喋ってくれなかったのはただの思春期かな?)
こういう能力は先天的な要素が大きいと感じますが、上記のように、記憶に頼りすぎる代わりに、読解力に欠けやすい難点があるのです。
この能力を一般的な人が身につけることが出来たら、もう「鬼に金棒」ですよね。
実は、全く同じ能力をつけることは難しいのですが、似たような力はトレーニングすればつけることができるみたいです。
それが、速読記憶術。
私が通う塾でも速読コースというものが設けられており、授業前に行うことで集中力もアップし、効率よくその後の授業も受けることができるというもの。大変人気です。

やってみたいけど、コースを申し込むしかないのかな?

そんなことないよ!自宅で簡単にトレーニングできるから大丈夫!
速読コースで行う内容は、時間内に画面に出てくる大量の文字を出来るだけ早く読んで意味をとらえる、というものなので、家庭では読書の際に心がけるだけで出来ます。
例えば本を読む時、普通は単語を見て意味をとると思います。
「通学」→ 学校へ行くこと
単語を見た瞬間に、意味が自動的に脳内で捉えられると思いますが、これを拡張していくイメージです。
1単語から、複数単語、1行、1ページへと、視野を大きくし、とにかく意味を考えず、目に文字を入れて脳が勝手に意味を捉えるのを待つ感じ。決して戻って読み返したりせず、どんどん先を見ていくのです。
また、眼力も鍛えます。
速読コースでは、画面のあちらこちらに文字が表れたり消えたりして、瞬時に視覚で捉え、暗記していきます。
家庭でできる似た様なトレーニングで、次の様なことが有効と考えています。
1、例えば、スマホやタブレットでアンパンマンの画像を出す。
2、アンパンマンの鼻のあたりを1点集中して20秒くらい凝視する。
3、瞼を閉じて、その残像を捉える。(残像が長く写るほど記憶・集中力が高い)
4、紙にアンパンマンを記憶を頼りに描いてみる!(どれだけ覚えてるかな?!)
私の娘には、この方法で、絵も上手になり、ひらがなを写すという学校の宿題も、クラスでトップレベルに綺麗に書いてこなして褒められました。
「目でコピーするんやで」と言えば、よく分かってくれましたよ。
視野を広くして映像を記憶するトレーニングを行って、便利な能力が備わるといいですね!
③反復練習と睡眠
検索すればよく出てくる「インプット3割、アウトプット7割」というワード。
これはつまり、1度覚えた記憶は、それを使うことで長期記憶になりやすいということです。
かの有名なエビングハウスの忘却線でも知られている通り、人間の記憶は2日たてばその約75%が忘れられてしまいます。
せっかく覚えた内容を忘れない様にするために、数時間おき、数日おきに思い出す作業が必要です。
また、暗記をするのは寝る30分前がいいとも言われています。
これは、人間は寝ている間、レム睡眠とノンレム睡眠を繰り返しており、レム睡眠中は脳は海馬に記憶を定着させており、浅いノンレム睡眠のときは記憶を結合する働きがあるといわれているからです。
明日がテストでヤバいって人は、徹夜するのではなく、勉強してから30分後に良質な睡眠をとるといいかもしれませんよ〜(←結果については自己責任でお願いしますw)
④感覚と感情
生徒によって、「目で記憶するタイプ」「耳で聞いて覚えるタイプ」「ひたすら書いて覚えるタイプ」と様々ですが、おすすめは 全部する です。
また、そこに感情が加わることで強く記憶に結びつけることが出来ます。
語呂合わせなどを用いて、面白おかしく覚えたり、歴史の流れをドラマ仕立てで捉えて感動したりして、深い記憶につなげていきましょう。
⑤メモリーツリー
「ドラゴン桜」という漫画をご存知ですか?ドラマ化もされて大ヒットとなった作品です。
我が家も去年、年末年始のテレビの一気見というやつで、「ドラゴン桜」を家族で鑑賞しました。
ちなみに小1の娘は阿部寛さんが大好きになりました。
この阿部寛さんが演じたドラゴン先生、実は実在する竹岡広信先生をモデルにされており、竹岡先生は「ドラゴンイングリッシュ」などの受験生必読の参考書も出版されておられます。
これを読めばあなたもドラゴン桜の生徒に!
そして漫画の7巻で出てきた「メモリーツリー」という方法。

このように図で書いていくことで、ひとつのキーワードから周辺知識を芋づる式に思い出せるよう、頭の中が整理されていくのです。
特に歴史の暗記に有効ですが、英語の単語などにも応用できます。
⑥プレゼントにも最適な遊びグッズ
・なんじゃもんじゃ

娘が幼稚園の頃に流行ったカードゲームです。
個性的なキャラクターに名前をつけて、カードをめくりながら、そのキャラクターが出てきた時に名前を1番最初に言った人がカードをもらえます。
幼稚園児でも分かる簡単なルールと、その想像力を掻き立てられるネーミングに大人も一緒に楽しめるゲームです。
お友達へのプレゼントにも喜ばれます。
・ぽぺぷぴっぱ

私は未だやったことはありませんが、ひらがなが読めるようになった頃のお子さんと、大人も真剣勝負が出来そうなカードゲームです。
言葉遊びがうまくゲームに取り入れられており、大人の右脳開発、老化防止にぴったりです!
これから年末年始の休暇を迎えることとなる我が家も、今年はこれで遊んでみようと思います。
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