ひらがなの読めない6歳でした

家庭学習

うちの子だけいつまでたっても識字ができない(泣)

こんにちは!たまごろうです。

現在塾講師13年以上、小2の娘を持つ子育て主婦です。

今日は過去の自分の経験を振り返り、当時の不安や焦りと、小学校に上がってから行った対策を記していきたいと思います。

現在、小さなお子さんを育てていて、同じような悩みを持っている方に少しでも前向きに頑張れるお手伝いができればいいなと思います。

①幼稚園の頃の様子

早生まれなのに体が大きく、一見するとしっかりしているように見える我が子でしたが、おっとりマイペースな一人っ子で、幼稚園でも自分の身の回りのことが一人で出来ないタイプでした。

先生曰く、「おはようございます」の挨拶をしてから、帽子やカバンを棚に入れて、名札をつけて、好きな遊びをする、という毎日の習慣もなかなか付きにくく、棚になおすまでにお友達に声をかけられたら、そのまま遊んじゃうことがしばしばあったそうです。

ブロック遊びも外遊びも、何をしてもちょっと不器用で、他人より練習がたくさん必要でした。

それでも幼稚園のお友達は多く、みんなと仲良くしてもらって、娘も毎日楽しく登園できました。

母である私だけが焦ってばかりでした😓

識字について、幼稚園の先生の目安は、

小学校入学で、自分の名前が書いてあるのが分かればオッケー

だそうです。

当時の私
当時の私

それでも、他の子は読めるのに、なんでうちの子は、、、。

②文字に興味が出る時期を待つ、は落とし穴?

「文字に興味が出る時期が来ますから。」

当時の私
当時の私

文字に興味が無いわけじゃなさそうなのになぁ

ママ友
ママ友

「文字に興味が出る時期を待ってたけど、うちは来なかった。そして大変なことになった。こういうケースもあるからね!」

文字に興味が出ない子もいるみたいです。

当時の私
当時の私

もっと根本的な何かが欠けているような。。

卒園間近となって、ようやくひらがなが認識できるようになりましたが、単語のかたまりとしてはまだ読めていないような状態でした。

相変わらず、不注意な部分が人より多い我が子でしたが、それなりに成長している様子で少し安堵。

あっという間にいよいよ小1です。

③小学校1年生の頃の様子

入学してから最初の1ヶ月は、慣れない新環境で、毎日学校に行って帰るだけで精一杯。

忘れ物は家から持っていく分には親のチェックもできますが、学校から持って帰るのを忘れることは多々ありました。給食セットは3日に1回の頻度で忘れてくる始末😓

その都度学校へ取りに戻っていましたが、その分担任の先生と仲良くなれたのは良かったです。

呑気に毎日楽しそうに学校へ行く娘に対し、毎日心配で、「不注意」「ADHD」「グレーゾーン」いろいろ検索魔と化してしまう母。

そこで1冊の話題の本が目にとまりました。

非行をしてしまう子供の多くは、軽度の発達障害かつ誰からも気づかれないことが原因で、自己肯定感が低く、学校生活で本人が生きづらさを感じて育っているというような内容でした。

サインの出し始めは2年生からだそうです。

うちの娘も、今は明るく楽しそうに学校に通っているけれど、成長と共に周りの子との違いに気づき、自己肯定感が低くなってしまうかもしれない!

この本には、その非行少年たちの更生プログラムがどのようなものなのかが書かれており、その中で「認知機能」という言葉が何度も使われていました。

④認知力を上げるために

認知力が低いというのは、そもそもの受け取ることの出来る情報量も少なく、処理スピードも遅いということ。いろいろと、するべきことが分かってきた母。そして確信を持って思ったことは、

ここでやるべきは、ひらがなを何度も書かせることではない!

ということ。

本の中にある、学習の土台となる認知機能を高めるトレーニングとして、「コグトレ」というものが紹介されていましたが、内容は小学校お受験の問題とよく似ていました。

⑤レインボー先生に助けられる

今は便利な世の中で、無料の学習プリントがいくらでもダウンロードできる時代です。

我が家は、レインボー先生というサイトから、お受験対策プリントをダウンロードしまくりました。

とはいえまだまだ小学1年生の身ですから、学校でもらう宿題をこなしながら、毎日10枚くらいを追加で行う感じです。

学校の宿題にとりかかる際の集中力の無さ+追加プリントなんて、娘も大変だし、親の私もつきっきりで2〜3時間くらいかかりますから大変です。

無料学習プリント・無料小学校受験プリント・レインボー先生
無料の学習教材。全て無料でダウンロードできます。就学前に就学後に誰でもどこでも使えます。小学校受験には最適なプリント教材。レインボー先生の無料学習プリント

しかしプリントは思いの外乗り気で進めてくれました。

幼児を対象にした問題なので、楽しくゲーム感覚でできますし、「コグトレ」で意識されている「覚える」「数える」「写す」「見つける」「想像する」という項目がトレーニングでき、それに加えて、左右や春夏秋冬などの「常識問題」や「聞く力」が鍛えられるのも大きいです。

小学校では、30人以上の生徒に向けて先生が話す大切な言葉を、集中して聞けるようになってくれないと困ります。

うちの娘はこのレインボー先生のプリントが大好きで、「早くやりたい!」と毎回言ってました。

すごくないですか?!学びの楽しさも味わってくれていました。

そしてその日のやることを終えたら、好きな遊びをしていいよと伝え、思う存分遊ばせました。

(我が家はゲームもYou tubeもOKとしています。)

小学校お受験をお考えの方はコチラをチェック↓


⑤トレーニングの効果とその後

4月から3ヶ月、みっちり頑張ったおかげで、ひらがなの書き取りがクラスでもトップクラスに綺麗にできるようになった他、お絵かきにも自信が出てきたようでした。

夏休みからは、小学生用の計算や国語の文章題の読解プリントに移行しましたが、今までプリントで追加演習していたため、学校の宿題に加えて家庭学習をする、という習慣が無理なくつけることができました。

ただし、家庭学習も学校の履修範囲を復習するだけで、先取りは行いません。

理由は、学校で新しく習うものを、自分の力で習得できる楽しみを、親が奪っては申し訳ないと思ったからです。

先回りをして手助けをするのではなく、自分の力で這い上がることが出来る様に促してあげるのです。

最初は2〜3時間つきっきりで大変でしたが、一度リズムが出来てしまえばあとは楽ちん。子供が自らやってくれるようになり、親がついて見る時間も30分くらいになりました。

2学期に入って、娘のお友達のママから「学校の学習についていけてないかもしれない」という相談を受け、娘と共に再びレインボー先生のプリント学習を行いました。

週に2回、お互いの家で学校の宿題をチェック+レインボー先生のプリント5枚くらいの計1時間くらいのボリュームでしたが、そのお友達もやっぱり楽しいらしいのです。

レインボー先生楽しい!早くやりたい!

レインボー先生のプリントの反応すごいです。友達と競いながらやる楽しみもあったと思います。

2ヶ月ほどトレーニングを行い、そのお友達の勉強に対する苦手意識は少し和らいだそうで、私から見ても、漢字の書き方や本の読み方なども少しコツをつかんでくれたように思います。

現在、娘は生意気盛りの小学2年生。相変わらず漢字学習や計算問題にミスは多発していますが、大きく遅れをとっているようなことはなく、授業でも一番に手をあげて発表して(そして間違う)いるくらい、自己肯定感の強い子になっています。発表が間違っても、めげない精神が素敵(笑)。

勉強以外の行事にも積極的に参加し、学校に楽しく通っています。

⑥さいごに

私は塾の講師をしているからこそ、その先に予想される学習面での難所や、力を入れるべきポイントが分かるので、宿題の様子を見ながら適宜アドバイスができたのかもしれません。

普通のご家庭では、「宿題は本人がやるもの」という考えが強く、いざ困っている自分の子供を助けようとしても、何をどうすればいいのか分からないかもしれません。

そんな時、塾や家庭教師に頼るのも一つの手ですが、できれば親が、1、2年生の間はしっかりと見てあげてほしいと思います。

大事なのは、内容ではなく、一緒に向き合う姿勢だと私は思っています。

困っていることを口に出せないお子さんや、学校での様子と家での様子が全く違うお子さんもいます。

困ってそうだと一番先に気づいてあげれるのは親以外にありません。

新しい環境で必死に馴染もうと頑張っている姿を注意深く見守り、共感してあげましょう。

もしご家庭で子供の勉強を見ることができない場合は、、

  • お子さんがお母さんの言うことを全く聞きたがらない
  • 子供に上手く接しようとしても、すぐに喧嘩になってしまう
  • 教える自信がない

そのような悩みは多く、現に、私はそのようなお母さん達のお手伝いとしてボランティアで教えることも多々あります。

親子だからこそ、衝突が起きやすく、大人も子供もストレスを抱えるくらいなら、技術的な面で場数をこなしているプロに任せる方が良いでしょう。

低学年でもお勧めできる学習塾を厳選しましたので、まずは無料体験の登録でお試しください。

e-Live|小中高生対象・オンライン家庭教師の新規無料体験 

よみかきそろばんくらぶ【公式】|オンラインよみかきそろばんの体験授業お申込み

夏井算数塾|【中学受験専門】算数専門塾の体験授業受講

コメント

タイトルとURLをコピーしました