こんにちは、たまごろうです。
個別指導塾で中学受験指導を13年以上続けながら、小学2年生の娘を持つ母をやっとります。

うちの子はのんびりな性格だから、集団塾の進度についていけるか心配だわ。
中学受験をするにあたって、入塾を検討される時にまず悩むのが、子供の性格が合っているかどうかですね。
ぶっちゃけ、入ってみないと分からないというのが私の本音ですが、入塾するのに手続きやら費用やらもかかりますし、できれば最初からベストな塾を選びたいと思う方がほとんどだと思います。
今回は、集団塾と個別指導塾でどんな性格の子が合いやすいかを個人的な視点を含めてまとめてみました。
どちらがいいか悩んでいる方のヒントとなる情報だと思うので、是非最後までご覧になってくださいませませ。
①負けず嫌いorマイペース
どちらがいいとも悪いともいえず、これに関しては一長一短なところですが、
負けず嫌いのお子さんはどちらかというと集団塾向き、マイペースなお子さんは個別指導塾向きと言えるでしょう。
しかし集団塾でもクラスの士気が低いような教室だと、周りに影響されて実力が伸ばせないこともあるので、集団塾でもある程度のマイペースさは必要です。
集団授業では競争心を煽られます。その結果、勉強する楽しさを感じる子もいれば、プレッシャーとなってしまう子もいます。
どんな時でも周りに影響されず、芯をしっかり持った子の方が受験は成功しやすいのです。
逆にマイペースなお子さんは、自分に必要なものだけを効率よく吸収できるので、個別指導塾で成績を伸ばしやすくなります。
ただ、個別だとどうしても、共に戦う仲間やライバルが少ないので、受験間際のラストスパートで発破をかけるきっかけに困ります。
マイペースが仇となり、自分に甘えてしまい、実力を伸ばしきれないまま試験に臨むことになりかねません。
「自分に勝つ!」という勝負魂も持ち合わせなければいけません。
②言われたことを素直に出来るor出来ない
言われた通りのやり方で問題が解けるお子さんは集団塾向き、解き方にこだわりが強く出るお子さんは個別指導塾向きと言えるでしょう。
どんな講師も、ベストな解き方や練習の仕方を知っていて、生徒に分かりやすく伝えようとするものですが、そのやり方に不満を持つ生徒も一定数存在します。
非常によくある事例でいうと、成績が伸び悩んでいて、改善点が明確なのに、「途中式を書かない」「図を書かない」「見直しをしない」「必要以上に綺麗なノートを作ってしまう」などです。
そのこだわりを打破することが出来ればもっと成績が上がるのに!と、みている講師側からすると歯がゆいかぎりです。
それでも小学生のうちに、よくない癖を直すよう、個別指導塾では何度も何度も伝えます。
集団塾では個人のやり方にそこまで干渉されないので、放置されがちとなってしまいます。
③自分から質問しにいけるorいけない
普段から自分の意見を物怖じせずに言えるお子さんは集団塾向き、なかなか自分から言い出せないお子さんは個別指導塾向きと言えるでしょう。
集団塾では、授業後に質問できる時間が一応ありますが、講師も時間に余裕がなく、残念ながらゆっくり個人的に質問する機会はほとんどありません。
チューター制度があるところもありますが、それでもうまく機能していないのが現状です。
それに対して個別指導塾では、常に質問タイムのようなものなので、気軽に相談できます。
講師としても生徒から質問される方が、弱点を徹底的に演習するという、実りのある授業を行うことができるので有難いです。
自分から言わなくとも、授業の確認テストで出来ていないところや分かっていなさそうなところは、講師の方から先にチェックが入り、質問する余地なく進めてしまいますけどね。
集団授業でみんなの前で質問をするなんて恥ずかしい、という気持ちはよく分かりますが、もし集団塾に通われるなら、是非堂々と質問してみることをお勧めします。
集団授業での質問は、内容自体が周りの生徒のためにもなりますし、クラスの士気が上がるのにも役立ちます。
集団塾、個別指導塾にかかわらず、どんどん発言しましょう!
日本の教育方針が、ひと昔前の「受け身」なスタイルから、「積極性」重視に切り替わってきている現状を踏まえると、このような身近なところでの表現の機会も大切にしていくべきだと思います。

勇気を出して、どんどん質問しにいこう!
④計画通りに宿題がコツコツ出来るor出来ない
計画通りにコツコツ出来るお子さんは、個別でも集団でも大丈夫ですが、出来ないお子さんは集団塾向きです。
詳しくは、過去に投稿したブログでも説明しています。[集団塾と個別指導塾の授業時間の比較]
個別指導塾の多くが、1科目につき1週間に1コマ、多くて2コマなので、家庭で計画通りに行えるかどうかで大きく進度が変わっていきます。
イメージとしては、集団塾=進度重視、個別指導塾=理解度重視、といったところでしょうか。
宿題で復習をすぐに行うと、記憶が定着し、次の授業でスムーズに次の単元に進めますが、宿題をサボってしまうと、ほとんどゼロになった状態で前の授業の復習から始めなくてはいけません。
いつまで経っても、一つの単元から抜け出せず、大幅に進度が遅れてしまうのです。
有名な、エビングハウスの忘却曲線、というものがあります。
人間の脳は忘れるのが当たり前で、2日後には約75%もの記憶が忘れられてしまうというデータも。。
成績の伸び悩む生徒あるあるですが、
1日目:今日は塾で授業があって勉強したからもう寝るだけで大丈夫!宿題は明日以降やろう!
2日目:今日はちょっと忙しいから、宿題は明日やろうかな〜。授業まであと5日もあるし。
5日目:そろそろ宿題しよう。あれ?やり方忘れて出来ない!とりあえず計算だけしよっ。
授業日:「先生〜!宿題ぜんぜん分からなかったです〜!」(ほぼ白紙)
塾の宿題は帰ってすぐにするのがベスト。
本当にしんどい場合は、少なくとも翌日から取りかかり、授業中は復習が家で出来るかどうかを考えながら取り組んでいきましょう。
まずは無料体験をして判断
冒頭にも書きましたが、ぶっちゃけ、入ってみないと分からないというのが私の本音。
ですので、どこの塾でも最初は無料体験が行われています。善は急げ、お近くの塾に早速お問い合わせしてみましょう!
また、近頃はオンラインの授業形態も多く、自宅で気軽に体験授業を始めることができます。
コロナ禍の当初は、オンラインの授業というと、講師も生徒も不慣れでしたが、最近ではお互いに環境が整いつつ、オンラインならではのメリットも活かせるようになってきています。
[オンライン塾のメリット]
・通塾時間がかからない
・コストが抑えられる
・受講している子供の様子が見れる
科目に特化した塾などは、集団塾と併用されて弱点克服を目指せますね。
お勧めできる学習塾を厳選しましたので、まずは問い合わせ&無料体験の登録でお試しください。
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